勤務先調査
一概に『勤務先調査』といっても、これはこれで奥が深いのです。その対象の状況次第で、調査方法が全く変わってくるのです。だから「勤務先調査いくらですか?」
って聞かれても…それだけでは答えようがないのよね。
大まかに言ってデータ系と行動系って感じで分かれるんだけど、データ系だけでもこれがまた色々あるの。色々あるってことは金額も様々。リスクも様々。ってこと。
一般的に調査会社がデータで調べる場合に扱ってる『勤務先調査』で使用するデータってモノがあるんだけど、それは『氏名･住所・生年月日→勤務先』ってモノ。しかしこれにも問題点はあるの。
これは扱うデータの性格上の問題なんだけどね。
このデータってのは、それなりに(社会保障関係の)しっかりした会社に勤務してそうな人じゃないとダメなの。要するにいわゆるフリーターや自営とかそういった人だと『該当者無し』になってしまう。
また他の問題としては、その人が支社や営業所勤務であっても、出て来る勤務先は『本社扱い』。要するに本社の所在地となってしまうわけ。
あと他の方法としては…借入状況のデータを引っ張ってくると同時に登録の勤務先も出てくることがあるわけ。それで調べる方法もあるの。この方がデータは多少安いよ。対象によってはこっちのデータの方がコスト面やリスク面から言っていい人もいたりするの。
でも、しかしこれはこれで問題はあるのよ。
それは借入当時の登録勤務先ってことになるのよね。もしかしたら今とその当時は違うかもしれないってコト。
またそれ以前に…その人が借入をその調査をしたときにしていない人の場合は、当然『該当者無し』になってしまう。
あと他のデータして思いつくものとしては…かなり特殊なもので、普通こういったデータの入手方法を知らないって言うか、
それ以前に存在すら知らない調査関係者もいるくらいのものがあるの。当然他のデータよりは高いよ。その代わり自営であってもフリーターの人であっても人によっては判明することもあるよ。
(どんなモノかってのは、さすがに公開できません。ヤバイので。でも僕は色々あって何故か今は入手可能なのです。)
でもそれはそれでリスクもあるの。登録データ上は…『無職』って感じの人が、たまにいたりするのよ。あとはどんなリスクかって言うとやはりデータ系のモノ全てに言える事。
登録上のモノと今の現状と…場合によって…違う場合もあるってことです。
これはデータ系全ての宿命なんだよね。
となると…データ系では難しそうな人ってなると…行動系だよね。勤務時間前に張り込んで…そのまま尾行して判明させる。
それはそれでいつ出勤しそうかってだいたい解ってる人はいいよ。でも何にも解らない人は、もしかしたらその日は休日で、空ぶる危険もあったりする。
また出勤時の交通手段によっては、全然体制を変えてやらなくちゃならないもしくは、段階を経て行うとか。
(1日目は交通手段を判明さ、２日目は判明させた交通手段に合わせて体制を組んで行う。要するに段階方式。または初日からどんな体制であっても対応可能な体制で挑む。要するに一発勝負とかとか。)
また人によっては、朝出勤の人もいれば、昼。夕方。夜中。様々だし、交通手段も。勤務時間も。休日や出勤日も様々。
そんなわけで、あらゆることを考えると…
「勤務先調査いくらですか?」
って聞かれても困ってしまうのが分かるかなぁ?一概に『勤務先調査』って言われても奥が深いでしょ。
これは『勤務先調査』だけに限ったことではないの。所在調査。身元。行方。証拠収集。浮気。家族構成。素行。データ,番号。たった一つの映像を撮影するだけってのでも。どんな調査であっても言える事。
調査対象の状況によって、方法もリスクも違えば、当然調査料金も全然変わってきてしまう。調査期間も変わってきてしまう。
だからどこの調査会社も料金表は『○万円〜』なんだよ。またデータ番号関係は常時に相場変動が起きてるわけ。そういった絡みもあり、それぞれが複雑に絡み合って…。
どんな調査も１発で判明ってのは滅多にないの。それぞれの組み合わせで段階を経て行わなくちゃならないの。
そんなことを考えただけでも…意外と見積もりだすだけでも…大変でしょぉ?(^^;)
でもね、対象の状況によっては…データではなく、しかし行動系は行動系であっても…たいした尾行もせずに勤務先割り出しってのが可能な人もいるんだよ。
まぁ調査の為の事前準備ってモノが必要なわけだけど、でも人によってはかなり…驚くほどあっさり判明させることの出来る人がいるの。さすがにあっさり過ぎて…普通の行動調査料金を貰うまでも無いって感じなんだけどね。(^^;)
|
